穴は紐で定義される。ブラックホールは黒じゃないよ。灰色だよ♪

MRI…MR(核磁気共鳴)の仕組を理解するために、必要にせまられてアインシュタインの偉大なる業績…相対性理論
恐れ多くも手を出してみた…のだけど私は高校で物理学を履修しなかったので正直ものすごい苦労しています(汗

E=mc2

Eはエネルギー、mは質量、c2は高速の二乗ね。いわずもがな。で、この式が何を言わんとしているかと言うと、

β-壊変で発生した陽電子(+)とそのへんに浮遊してる電子(-)が高速でぶつかったとき、跡形も無く消滅する(“無”になる)。
そのとき一定のエネルギーを放出する・・・消滅γ線、つまり放射線だ。

というのを、この2日間でようやく理解した。これが実際CTに応用されているのもわかった。だけどそもそも
高速の二乗ってなんなのさ?化学や生物学には殆ど存在しない、“スピード”の概念。
これが私を苦しめるんだよ!

ところで、一般相対性理論は、宇宙とかブラックホールとか巨大なものを調べる一般式。
いっぽう量子力学は、エレクトロニクスとか超電導とか微小なものの計算に使われています。

この2つ(一般相対性理論量子力学)を関連づけることが現代物理学の大きな課題とされているのだ。

具体的にいうと 超巨大なブラックホールを目に見えないほど小さいヒモで計算する(気が遠くなるような^^;)作業ができるかどうかという話。
このヒモが、“超ヒモ理論” 別名「超弦理論」というやつ。

これを解明したエライ人…Stephen Hawking氏によると
量子力学を考慮に入れた結果、ブラックホールは黒でなく灰色なんですって。
ただの黒だとブラックホールは吸収するだけで放出がない(そこに矛盾が生じる)が、量子力学的にいえばブラックホールは、
プランク定数 に比例する放出がある。つまり吸い込むだけじゃないんですね。

まあこのへんは私の専門外なので勘違いもあるだろうし間違ったこと言ってたら
こっそり教えてください。訂正しますんで。